しゅみしゅき

こちらゲーム、アニメ、映画、お出掛け、イベントで感じたことになります。。

【WEBクレーン】「セガUFOキャッチャー」アシスト助かる…

ゲームセンターでよく見かけるクレーンゲーム機筐体、「クレーンゲーム」や「UFOキャッチャー」等いろいろな呼び名があります。

 

私はこの手の、少ないボタン操作でクレーンを操作して景品をゲットするゲームをUFO

キャッチャーと何気なく呼んでいましたが、どうやら「UFOキャッチャー」という名称はセガ登録商標であり、セガの機種の名前だそうです。しかも、このUFO(クレーン)の掴む機構は各社独自のものであり似て非なるもの。

(クレーンゲーム機の歴史とか気になりましたが、奥深そうなので今は調べません。)

 

そんなUFOキャッチャーのオンライン版「セガUFOキャッチャー オンライン」で、先ほど景品をゲット出来ましたので、ゲットの様子を記事にして残しておこうと思います。

 

≪何遊んだの?≫

コレ

セガUFOキャッチャー プレイ画面

≪遊び方ゲームルールについて≫

①金額

 1回200UP(景品によって異なります。)

 クレーンゲームを遊ぶ以上は1プレイ当たりお金が必要です。このサイトではUPを消費して遊びます。

 レートは、

 ・480UP(有償)+20UP(無償)=500UP…480円

  から1回の最大チャージは

 ・10,000UP(有償)+2,000UP(無償)=12,000UP…10,000円

です。

 

通常のクレーンゲームは1プレイ=100円が主流なのでちょっとお高めかもしれません。(私がよく狙う景品はフィギュアやぬいぐるみが多く100円が主流のイメージ。ただ、昔は500円で6プレイや1プレイ=200円も過去、多くありました。)

 

≪オンライン版未経験時に想像する、ゲームセンターとの違い≫

①画面越しで遊ぶ際に見る角度が限定される。

②操作遅延

③ゲームセンターでは景品を取れないでいると、店員さんが置き方を工夫してくれたりアドバイス(いわゆるアシスト)をしてくれるが、オンラインだとアシストをしてくれるのか。

 

結論、①はまあ気になる。②は気にならない。③はアシストしてくれる。

 

まず、①について。

私がプレイしたUFOキャッチャーでは、画面を正面と真横の二通りの見え方を随時切り替えることが出来ました。

最初は景品を掴む際のクレーンの微妙な傾き方などを、色々な角度から眺められないことに若干のもどかしさを感じましたが、数回プレイするうちに気にならなくなりました。

ただ、画面越しというだけで景品の挙動の予測を立てにくいことに気が付きました。

実際の物理挙動と変わらないはずなのに、この持ち上げで景品がどう転ぶか予想が立てづらくなり景品を手に入れる道筋を立てにくくなるのは想定外でした。

 

②操作遅延について。

これはほぼ気になる事はありませんでした。ボタンを押して離すまでクレーンは動きますが、この操作の遅延が毎回異なると難易度が恐ろしく上がるのでプレイ前は心配でしたが、この遅延はない(か、毎回同じで気にならない)ので遅延が気になる事はありませんでした。

なので純粋な腕前の勝負になります。

 

③アシストの存在。

ありました。めっちゃ助かりました。ありがとうございます。

そもそもネットで検索すればすぐ出てくる話題ですが、ゲームセンターのクレーンゲームと同様に私のような下手くそがいくらプレイしても取れないでいる様子を見かねて取りやすい位置に景品を置いてくれます。

ゲーセンでも私はこれを頼りにしている節があります。

 

≪結論≫

めっちゃ普通に遊べます。景品ゲットできます。出来ました。ありがとうございます。

景品

最初に書いた通り、1プレイ当たりの金額は若干お高いですが、ゲーセンに行く時間と交通費等の費用を加味すればまぁそんなものかなといった納得どころ。

 

ただ、ゲームセンターに実際に行ってあの賑やかな場所で遊ぶ心地よさと現物をゲットして手にした時の達成感と特別感は薄くなります。ここはアミューズメントならではの楽しみでしょう。アミューズメントとしての楽しみを取るか、お手軽プレイを取るかの違いかなと。

 

≪なにとったの?≫

コレ

初音ミクシリーズLuminasta“桜ミク”2023 KEI書き下ろしVer

KEIさんイラストのミクさんは特別感があります。一時期ご自身で初音ミクを描く描き方で相当悩まれたそうですが、今は解決されたようで今のミクさんもとても好き。

 

≪どの程度プレイしたの?≫

13回

(12回目失敗後にアシストで取りやすい位置に移動していただき、13回目でゲット!ありがとうございます!)

 所持:12,500UP → 残:8,900UP = 3,600UP消費(13回)

(所持内訳:10,000円チャージして10,000UP(有償)+2,000UP(無償)+初回登録500UP(無償)

 

いやらしいけど具体的な金額換算すると下の通り。実際ゲーセン行くと他に諸々かかるので妥当なところかなと思います。

 10,000円=12,000UP → 1UP=0.83円

 1プレイ=200UP → 1プレイ=約166.666円

 13回で景品を取得 → 約2,166.666円

 

≪送料は?≫

公式から毎週1枚、送料無料になるチケットを貰えるので、それを使えば毎週1回、送料無料です。

早速、送ってもらおうと思います。

 

 

欲しい景品は金額を問わずクレーンで取りたい派なので、場所を問わず挑戦できるオンラインは私の性にあってそうです。オンラインであることの不安要素も意外と気になりませんでしたし。

これからも気になった景品があれば手に入れていきたいです。

 

【アニメ】「明日ちゃんのセーラー服」明日ちゃんの涙と走り抜ける

明日ちゃんのセーラー服の12話を視聴。

第一話から毎週楽しみに観ていた作品の一区切り。明日ちゃんのイメージは何でも出来きて人懐っこい、まさにパーフェクトなクラスメイト。

そんなクラスメイトが日々、一生懸命に学生生活を送り、クラスメイトも大いに明日ちゃんの一生懸命さに触発されて明るく過ごす。明日ちゃんはみんなを引っ張ってくれるパーフェクトのような完全さがあったけど、12話でその印象が大きく変わりました。

 

冒頭、木崎さんのサプライズに涙を流す明日ちゃん。それまでも水泳のバトルや出来ない事、知らない事で感情が大きく揺さぶられることはあったのに、この涙は友達の嬉しいサプライズに感極まった涙でこれが出来るのは木崎さんならでは。

 

そして、ピアノが始まり明日ちゃんのバレエが始まる。明日ちゃんのダンスを見つめるクラスメイトは明日ちゃんの姿にこれまで一緒に頑張ってきた体育祭の練習や試合の後継が思い出される。明日ちゃんはいつも一生けん命でみんなを励ましてくれていた。

今は私たちが明日ちゃんを一生懸命励まし応援する番。

 

明日ちゃんはみんなの応援を感じながら気持ちの良い笑顔で精いっぱいに踊り、ダンスもクライマックス…とそこで木崎さんの更なるサプライズ。ピアノに続きバイオリンの兎原さんの事前の活躍で明日ちゃんを更に感極まらせる。ここで、涙を流しながらもダ

ンスを続ける明日ちゃんの姿に見ていて涙がこぼれる。

 

全てが終わり、翌朝はいつも通りの日常が始まる。静かな教室には木崎さんが一人たたずみ、明日ちゃんは楽し気にしている。そんな教室に入ると真っ先に明日ちゃんはこちらを見つめて元気に挨拶をしてくれる。「おはよう!」

 

EDでアニメ全体の映像振り返りがありますが、一枚絵としてのすばらしさと、躍動感の演出が素晴らしい作品だったとコレまでを思い起こされる。

12話のバレエはモチロンですが、バレー勝負の明日ちゃんの走り抜けてアタックが格好良すぎる。

ひとつの大きなイベントは終えたけど、青春を舞台にした物語はこれからも続いていく。

 

【映画】「BLACK FOX」科学忍者!エスパー!大好き!【ネタバレ含む】

忍者の飛んでも体術と担当の殺陣、光学迷彩やAI搭載のロボット、さらにはエスパー使いとのバトルという設定モリモリで、完全オリジナルで90分に収めた映画なので無駄なく戦闘も良く動いて派手で満足度が高い作品でした。

 

日本の完全オリジナルアニメ映画として2019年に公開さ入れた「LAIDBACKERS-レイドバッカーズ- 」(橋本裕之監督(代表作はごちうさ等)、上江洲誠脚本(うたわれるもの瀬戸の花嫁、結城友奈は~等)、Studio五組制作(結城友奈は~等)

も観ましたが、あちらも90分で短くもポイントを押さえた手堅い作品で好きです。

 

どちらも続編が出来そうな、後を残すような作りで是非とも続編を見たいところ。

 

「BLACK FOX」は科学忍者の復讐劇を描いた作品で、少女の祖父と父親の絆に目頭が熱くなります。

また、主人公とともに戦うAI搭載のロボットがいるのですが、ロボット開発者である主人公の父親はロボットにAIという人間を模した人工知能を入れた理由を、人間と寄り添うことをコンセプトとしたロボットなので人間の感情を理解してほしいから(意訳)、と説明しており、SF作品で当然のように語られる人間とAIの思考の差異ではなく、友としてAIを扱う事がドラえもんという大きな先人がありながら、はっとさせられました。

 

【Netflix】「時のクマ、ウォルド―」”中身の無い”キャラクターの内面【ネタバレ含む】【後日整理予定】

~ざっくりな見どころ~

①民衆から評価される政治家と言うものは、民衆に寄り添った政治的主張を掲げた存在。ではなく、ただ民衆の不満の代弁者であり、政治的世間的に都合の良い中身の無い存在が持て囃されるという皮肉。

 

②民衆は主張の背景たる”中身”も、主張者の”中身”に対しても無関心で、ただ耳障りの良い言葉をいう都合の良い存在を掲げたがると言う皮肉。

架空の存在だからこそ、何物にもとらわれない言動が魅力だったのだが、その中身として演じていた存在に対しても世間は気にも留めず、中身の無い主張によって人気を博したウォルド―は、”中身”の存在にさえも民衆は気にしていないという皮肉。

 

~あらすじ~

ウォルド―という架空のアニメキャラが、下品な口調と主義主張なくただ民衆の不満を煽るだけの”中身の無い”主張を掲げて政治の世界へ進出し民衆から多大な評価を得る。

 

選挙に出場したウォルド―は他の候補者とともに討論番組に出演。共演者の政治家たちの活動を自らの私欲の為に利用している不自然さを指摘する。

政治家と言えど人間であればその行動について裏を勘ぐり不信感を与えてしまうものだが、ウォルド―は架空の存在であり、そこに主義主張は存在しないことを民衆も理解している。だからこそ”中身の無い”ウォルド―に人気が集まっていく。

 

しかし、ウォルド―の話す言葉、仕草はジェイミーという一人のコメディアンが演じている。

話の方向性こそ番組内で決定されていたが、ウォルド―は彼あっての存在である。

・・・そう思っていたのは実は彼だけであり、ウォルド―の政治活動に賛同できなくなったジェイミーは演技中に突然操作室から飛び出しウォルド―に投票するなと声を荒げるが、代わりに操作されたウォルド―からのコイツを捕らえろの指示に民衆が従いあっさりとジェイミーの主張はかき消されてしまう。

 

ウォルド―に関わる番組スタッフもウォルド―を指示していた民衆も、誰も”中身”には興味なくただウォルド―という下品で主義主張も中身もない存在だけを観ていたのである。

 

 

【GAME】「THE MISSING」現在二週目中。一週目クリアの雑感。【ネタバレ含む】

THE MISSING1週目クリア時点の雑感

 

~このゲームについて~

ゲームの概要としては、まずゲームシステムとしては、主人公の様々な欠損ダメージを無常にも楽しみつつ千切れた腕や足を投げて、時には火だるまになりつつもステージ上のギミックを解いていくスタイル。

 

ストーリーは主人公とヒロインがとある島に旅行していたところ、ヒロインが突然の行方不明に。捜索を始めた主人公は雷に打たれる火だるまになるも何故か復活を遂げる。ヒロインの行方も自身の体に起きた異変の理由も分からないままヒロインを探しに行く。

 

道中にはコインのようにドーナツが散りばめられており、集める程に、島に行く以前の主人公のSNSの履歴を追えるようになり、不透明だった物語の背景を楽しむ事が出来る。

 

 

~一周目クリア~

一週目プレイは攻略情報を観ずにドーナツ捜索もしつつのクリアまで7時間30分程度。

グロテスクなゲームではあるけど、欠損しつつも頑張る主人公の悲壮感にプレイ中はのめり込んでしまうし、ステージ難易度も少し悩めばクリアできる程よい難しさで、ドーナツ収集に躍起にならなければ、そこまで詰まることはなさそう。

ただ、 ストーリーを進める程に、ドーナツを集める程に物語が解き明かされていく様が面白く、ついついドーナツ集めに夢中になってしまう。

 

言ってしまえばワリオランドの不死身のワリオの主人公が可愛くなった版なのだけど、ドーナツ集めで解放されるSNSから徐々に感じる違和感がストーリー終盤で繋がる様は気持ちが良い。

今は二週目でドーナツ集めを本格的に目的に進行していますが、二週目は移動速度が上がったり、好きな時に欠損出来たりと、やり込みに親切な設定が追加されているのも良いですね。

 

ひとまず二週目は追加されたオプション有でドーナツ集めに精を出しつつ楽しんでいきます。 

 

 【Netflix】「ブラック・ミラー アシュリー・トゥー」 ファンの知りえるアイドルの思いは事務所のもの?アイドル自身のもの?

 アイドルファンは推しの笑顔が見たいので、アイドルには好きなように活動してもらいたいと思うものです。

 しかし、ファンが見ている「アイドルのイメージ」はアイドルとして演じられている演出されたものであり、ファンがアイドルの活動にイメージの乖離を感じた時、その乖離はアイドル自身の本心によるイメージ変更なのか、はたまた事務所やマネージャーなどによる外部からの指示によるものなのか。

 ファンはその変更をどうとらえるのか。

 

 

ちょっと思いついたものを頭から駄々洩れで書きなぐってます。

 

 

Netflixで「ブラック ミラー アシュリートゥー」を視聴。

あらすじ

 アシュリートゥーという大人気のポップアイドルとそのアイドルに憧れる内気な少女。

 そんなアイドルの思考を模したAIを搭載した家庭向け会話ロボット「アシュリートゥー」を少女レイチェルが購入し、ポップアイコンであるアシュリーオーそのもののようなファンを元気づけてくれるポジティブさに、友達の出来ないレイチェルはのめり込みダンスも練習するように。

 

 しかし、当のレイチェルオー自身はマネージャーでもある叔母によって作り上げられたポップアイコンと本来の自身のやりたい事との乖離に思い悩んでいます。

 その後、なんやかんやありアシュリーオーはポップアイコンとしての存在を捨て去りう自身のやりたかったパンクミュージックを始めレイチェルはアシュリートゥーとともにそんなアシュリーと姉のバンドを楽し気に見ているところで終わるハッピーエンド。

 

アイドルを追いかけるファン心理について 

 実は私、AIロボットやアイドルが好きでして。今回の話は人間の思考をコピーしたAIとまさにアイドルの苦悩が描かれたどんぴしゃりで色々思うものがありました。

 

 

①アイドルと言う存在の非人間性

 

 アイドルと言えば、可愛くキラキラしている。だけど一生懸命なところもあって一度虜になると応援したくなる今後の成長を見守りたくなるような不完全性がファン目線から感じるアイドルと言う存在の魅力だと思っています。

 しかし一方で、そのアイドル自身は生身の人間であり、人間である以上思考や行動が常に一貫性を貫く事など出来るはずもなく、喜怒哀楽の幅があるのも当然。

 それが一時的なものなら良いのですが、活動を続けるうちに、いや生きて様々な外的刺激を受ければ人間として当然新しいものに興味が湧き、別の方向へ手を出したくなるもの。もしかしたら、「アイドル」になった始めの一歩から我慢や割り切りがあったのかもしれない。

 でもアイドルとして活動している以上、今までのイメージを崩すことは出来きません。なぜなら、アイドルというものはイメージの存在であり、そのイメージを多くの人は見て追いかけているのだから。

 

 そう、たとえファンといえど、いやファンならなおさらアイドルのイメージがファン自身にとって応援したいものであったからこそ応援しているでしょう。

 

 アイドルは自身のイメージを演じている。いや最初は素がそのままアイドルのイメージになったのでしょうが、その素がずっと変わらないとは限らずいつしか演じることになり、辛くなる。そんなテーマはアイドルものの定番でしょう。

 

 

②アイドルファンの目線

 

 アイドルはファンがいるからこそアイドルとしてお仕事があり、多少強引な事を言うとファンや世間の期待するアイドルイメージを演じ続けるのが仕事でしょう。

 そしてアイドルファンはアイドルの事が好きであり、好きなアイドルには笑顔でいてほしい、望むように活動してほしいと思っているものです。

 

 しかし、ここでややこしいのは「アイドルが本当に好きでやりたいこと」がそれまで培われたアイドルイメージとかけ離れてしまっている場合。

 

 前述した通り、ファンはアイドルの笑顔を観たいもので、その笑顔というものはアイドルが好きな事やりたいことをやっているときにキラキラと輝くものです。

 では、「アイドルの好きな事やりたい事」をファンは本当に知っているのでしょうか。

 アイドル活動というものは見返りを求めるものです。アイドル自身だったり運営する事務所などだったり。

 ファンはアイドル自身を応援しているつもりでも、そのアイドルイメージには見返りを求めた様々な存在と思惑があり、もしかしたら、思惑によってはイメージ変更が起こりえます。

 

 そんな時、イメージ変更についてファンはどうするのか。おそらく、大多数のファンはそのアイドルについていくのでしょう。なぜなら、わざわざ変更するということはその変更の先に「アイドルの好きな事やりたい事」があり「アイドルの笑顔」が見られると信じているから。

 

 でも、その変更は本当にアイドルのやりたかった事なのでしょうか。もしかしたら、アシュリーのように本心は別のところにあるのにアイドル活動を止められず外部の思惑に沿っているだけなのでは…?

 残念ながらファンはそれを確認する術はそうそうありません。今までのアイドルの言動と変更の矛盾を探そうとしても、そもそも、その言動はアイドルイメージとして外部存在から提供されているも(かもしれない)のだから。

 

 アシュリー・トゥーの本編ラストでは既存のファンがパンクロックなクラブから立ち去る姿が描かれています。

 これは、ファンの抱いていた「アシュリー・オー」のイメージが実は事務所による作り上げられたアシュリー像であり、そのイメージをファンは追いかけていたからです。

 

 

 

④好きな事を頑張ってほしい!でも好きな事ってなんだろう

 

 上記ファンの行動は、これまで一生懸命に活動をしていたアイドルに対して本当にやりたい事を始めたことを祝福こそすれ離れていくのは薄情な行動にも見えます。

 

 しかし、そのアイドルに対してファンは何を観ていたのかに寄ります。この記事のように「アイドルイメージ」を追いかけていたのか、アイドルの存在そのものを追いかけていたのか。

 

 

 

翻って私の推し活動は…

 

 私もアイドルを追っかける身としては、アイドル自身のやりたい事を応援したい派です。

 路線変更が仮にアイドルの本心でないとしても、そのアイドルが了解したからこその変更であり、なるべく応援はしたい。

 

 でも、その変更がアイドル自身の理想とかけ離れていたとしたら…?

もしかしたら、現状を応援しないことがアイドルの解放につながるのでは?

 

 そんなたらればを思うと素直に応援出来ない気持ちも抱えてズルズルと引き釣りながら映画を観ていた今日この頃。

 

【映画】「her/世界でひとつの彼女」肉体を持たない彼女との記念撮影【ネタバレ含む】

 現実は兎も角、私が人工知能AIに求めるものとして、
情報の整理や収集、スケジュール管理に人生の助言をくれたり冗談に付き合ってくれて、なにより、誰よりも親身になってくれる。
 だけど、実体や肉体がない、人間の要望に沿って作られた存在である。そんな苦悩を感じつつもユーザーと暮らしていく。
 
 この映画は主人公の、繊細なバツイチ(仮)中年男性が、快活なAIと出会い、恋をしていく話です。
 ヤキモチ焼の彼女は男性が元妻と会うことに嫉妬したり、肉体を持たないことに悩んだりしつつも二人は恋人としての生活を歩む。デートはスマホを胸に備えてカメラ越しの彼女と出掛け、セックスはボイスチャット
 
 そして、彼女は事あるごとに作曲をします。AIによる自動作曲はもはや現実でも珍しくありませんが、彼女が作曲をする理由は、その場その時の思いを記録に残したいから。
 肉体を持たず、現実に干渉できない彼女は恋人との写真を撮ることができない。この瞬間を残す手段として、画像ではなく曲として残す。なんともロマンチックで素敵な彼女。

 

  そんな彼女も遂には彼の元を旅立ってしまうのですが、その理由は人間との相互不理解からというよりも、人間の恋人同士がそうであるような、価値観の相違から。

 それは決して、人間を見限った訳ではなくあくまで自身の成長の欲するところから。

一貫して声のみの彼女でしたが、視聴後の余韻は新たな人類との共存についてよりも、

ひとりの破天荒な女性と冴えない中年男性との出会いと別れのラブストーリーのようで、結構お気に入りです。

 

 

 

そう遠くない未来のロサンゼルス。ある日セオドアが最新のAI(人工知能)型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえる。彼女の名前はサマンサ。AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしい。セオドアとサマンサはすぐに仲良くなり、夜寝る前に会話をしたり、デートをしたり、旅行をしたり・・・・・・一緒に過ごす時間はお互いにとっていままでにないくらい新鮮で刺激的。ありえないはずの恋だったが、親友エイミーの後押しもあり、セオドアは恋人としてサマンサと真剣に向き合うことを決意。しかし感情的で繊細な彼女は彼を次第に翻弄するようになり、そして彼女のある計画により恋は予想外の展開へ――!“一人(セオドア)とひとつ(サマンサ)”の恋のゆくえは果たして――? 

 

 

 
 

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